太陽光が強く（県外の友達は陽射しが痛いという）（四国四県の中でほぼ気温も高い）、空が青く、海も碧い、緑も多く（針葉樹が多い）豊かな自然。住んでいる人にとってはこの当たり前な風景が実は恵まれていると思えたのはUターンしてからです。水道水が普通に飲めるのもそう（大阪市内では顔を洗うのもカルキ臭がして嫌だった）。それに気付かずこれがスタンダードだと思っていたら自然への感謝の念も抱くこともなかったかもしれません。その恵みを受けて育つ高知の食材は豊かですよね。（地球温暖化の影響で不良不作になると価格が高騰し家計も大打撃を受けます。人間の生活が便利になった反面失う物も多くありますね。）産地や漁場と消費者が近い高知は「今、採ってきたき。」「さっき揚がったばっかりやき。」がすぐ買えるのは魅力的です。そして人と人の距離が近くフレンドリー。知らん人同士でも言葉を交わし意気投合したらもう友達になれる高知家は面白いです、笑。

高知に来て56年言葉は少し荒っぽくきつく思えたが、人あたりは良い人達ばかり、誰も知らないばかりでちょっぴり淋しく…でも年齢をかさねると、いつのまにか自分もはちきんのようになっていました。方言もなるものかと思っていたが今ではビックリです。ｶﾞｰｶｰﾞ（あひる）、ﾁｭｰﾁｭ-（ねずみ）、ｷｰｷｰ（さる）、口から出る事土佐の人々なったようです…。高知に来て良かったよ。

最近失われつつあるかもしれませんが、反骨精神の土地柄というところでしょうか。政治が大軍拡に流れつつある現在、その精神を発揮して、軍備よりも暮らしを守れと声をあげていきたいです。

生まれた県である事、人が暮らす為には何もかも便利でなくても良いと思っていて（年のせい？）、子どもの頃の暮らし方をしている気がする（貧乏だから？）。わざわざ畑を借りて、野菜を作り、忙しいのに嬉しい。秋は二か月位ズーっとベランダに吊るし柿がぶら下がっている。絶品（自分は）だと思っている。吊るし柿苦手な人に来年から作ると言ってもらうとい嬉しい！庭の柿もりっぱで友人たちから沢山頂いて、忙しいけど楽しい。

そんなことが出来る高知でよかった！！！

60歳目前に病気になり、残りの人生を考えるようになりました。仕事は契約を変えてもらい、日数・内容を減らしました。休みの日は通院と体を休めることを最優先に過ごしています。必要のない買い物、気疲れする人付き合いに出かけなくなりました。

あっちこっちにもらって頂いてまだ残っている残糸や布、もう10年生きたいのでその間に生家の思い出を織りたいと思い残している…無理かも？そのためにももう少し片付けなくては…忙しくなかなか進まない。一日40時間位ほしいー！

ズバリ服です！サイズの合わないもの、古いデザイン、たくさん溜まっています。毎年季節の衣替えに合わせてやろうやろうと思いながら進みません。今回は思いきって休みを取ってやろうと思っています。急な温度変化や天気の変わりに対応できるように残す服も工夫して在庫を減らした後は、増やし過ぎないようにに。クローゼットもスッキリする・・・はずです。

断捨離！ユーチューブで遺品整理に３００万円要したという相続人の話がありました。（自己破産したそうです。）子どもに負担をかけないようにしようと肝に銘じました。１年以上使っていないものや処分が困難なものは早めに断捨離したいです。