ひまわりお便り

母の思い出、父の思い出

小さい時のお話です。知らない人も多いと思いますが、あの、こまどり姉妹の大ファンであった両親、高知に来るというので、親類の家で泊まり(その頃は我が家からは日帰りできませんでした)今でいうコンサートにでかけました。子供4人を家にほっといてです。なんとゆう~、帰るなりよかったぁ~と言い父は何かあるたび、ホーキが三味線、私が娘になって歌って踊っていました。もう一つ、漁師だった我が家は、両親が朝早くから海に、私たちは自分で朝ごはんを食べ、掃除をしてから学校に走って行っていました。ある日のこと、夕方になっても両親が帰って来ない。下の弟は泣くし、皆、心配して近所の大人と一緒に浜に、暗くなっても帰って来ない、いよいよ「船を出さなぁ~いかん」と話していた所に、小さな船に魚いっぱい取って帰って来ました。ブリの群れに遭遇したそうで、子どもたちの心配をよそに大きな顔で帰ってきた両親。何とゆう親か?笑っちゃいますよね~。でも情のあるやさしい両親でした。

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